
創業から改修、テレビへの出演協力など、114年の歴史を振り返るイメージ画像
東京都あきる野市五日市にある油屋旅館は、8月29日(土)に開催される「第21回ヨルイチ」にあわせて、館内に創業114年分の記念写真を展示する「宿内ギャラリー」を開設。この写真展示は、油屋旅館の宿泊者を対象にした館内限定の特別企画である。
五日市の歴史を旅館の中で感じて

創業当時の外観
同旅館の代表・沼田満雄氏は、ヨルイチの実行委員長を務めており、約3万人が訪れる五日市の夏の風物詩を地域とともに育ててきた立場から、祭りの夜に「五日市の歴史そのものを旅館の中でも感じてもらいたい」と、今回の企画を実施。

昭和中期頃
7月には外装・内装のリニューアルと公式ホームページの全面刷新を行った油屋旅館。今回の「宿内ギャラリー」は、創業115周年に向けた記念企画の第2弾として実施される。
「宿内ギャラリー」概要

昭和〜平成
油屋旅館「宿内ギャラリー」の展示期間は、ヨルイチ開催日である8月29日(土)より約1か月間を予定。
展示場所は油屋旅館館内(廊下・階段まわりなど)で、油屋旅館の宿泊者限定。一般の人が自由に見ることはできない。

令和
展示内容は、明治45年(1912年)の創業から114年にわたる記念写真の数々で、テレビ出演者との写真も。
ヨルイチ紹介

ヨルイチは、あきる野市五日市地区で毎年8月に開催される「懐かしい市(夜の市)」。2003年にスタートし、かつて檜原のスギやヒノキを江戸へ運ぶ五日市街道の宿場町として栄えた、五日市の地域資源「市」を再現することで、地域の活性化を図ってきた。
スローガンは「渋谷がまだ村だったころ、五日市は町だった」であり、会場のJR武蔵五日市駅前から小中野交差点までの檜原街道沿いは、当日無数の赤い布灯りで彩られる。
人力車の往来、虚無僧の尺八の音色、地元の子どもたちによるきつねのちょうちん行列、浴衣や作務衣姿で客を迎える商店、約100発の花火、そして数多くの模擬店と、古き良き時代へ迷い込んだような一夜を楽しめる催しとして親しまれ、映画『五日市物語』にもその模様が登場した。
今年は第21回を迎え、8月29日(土)に、JR武蔵五日市駅前~小中野交差点までの檜原街道沿い、五日市ひろば他が会場となる。アクセスはJR五日市線・武蔵五日市駅下車すぐで、車の場合は駐車場に限りがあるため公共交通機関を推奨している。
油屋旅館について
油屋旅館は明治45年創業、五日市の宿場町に根ざし、秋川渓谷を訪れる旅人を114年にわたり迎え続けてきた旅館だ。五日市地区で唯一現存する旅館であり、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」への出演や、TBSドラマ「MONSTERS」など複数のテレビ番組にも撮影協力している。
代表の沼田満雄氏は、「114年分の写真を整理する中で、油屋旅館の歴史は五日市の町と関わってくださった皆さんの歴史でもあると改めて感じました。ヨルイチは、一昨年は天候の影響で中止となり、悔しい思いをしました。その分、昨年は多くの皆さんにお越しいただき、町じゅうが大きな熱気に包まれました。今年はその勢いをそのままに、第21回をさらに盛り上げていきたいと思っています。そんな節目の夜に、五日市の歴史を旅館の中でも感じていただけたら――そんな気持ちで宿内ギャラリーを企画しました。ヨルイチの夜、そしてその後の一か月間、ご宿泊いただいたお客様には、五日市の懐かしい風景や当館の歩みを、お部屋への行き来の合間にでもゆっくりご覧いただけたら嬉しいです」とコメント。
この機会に、「第21回ヨルイチ」や油屋旅館で実施される「宿内ギャラリー」を楽しんでみては。
■秋川渓谷 やすらぎの宿 油屋旅館
住所:東京都あきる野市五日市857
HP:https://www.aburayaryokan.com
「ヨルイチ」詳細:http://www.akiruno.ne.jp/yoru
(さえきそうすけ)